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ご存知ですか?実印と認印には明確な違いがあるんです!

ハンコって分かりにくい部分が多いと思うんですよ。

だから法律的な面からご紹介し、少しづつご理解いただけたらと思います。

そんなワケで本日は「意外に知らなかった捺印の法律知識」第一弾!

実印と認印の明確な違いは印鑑証明書にある

多分、多くの方は

「大切な書類に押すのが実印で、なんとなく適当に押しちゃっていいのが認印」じゃないでしょうか?

↑正解です

でもそう感じてる方も、少なくなっているのかもしれません。

もっと大多数の方は・・・

「別にどれも一緒でいいんじゃね?」って感じじゃないでしょうか?

↑正解です

って、この辺のラインが曖昧だから、よくわからなくなっちゃうんですよね。

なので今日は、その区分けをはっきりさせましょう!

実印=印鑑証明書の添付が必要な時の印章

認印=印鑑証明書の添付が必要でない時の印章

何か高額な商品を買うときや、大きな契約を結ぶ時に「印鑑証明書を取ってきてください」って言われますよね?そして印鑑証明書を添付し、契約書とかに印章を押します。

そのように印鑑証明書を添付して押す印章が実印です。

またそれ以外、つまり印鑑証明書が必要ない時に押す印章が認印。

これが法的解釈です。

つまり拡大解釈をするなら、実印と認印を一緒にしても法律上は問題ありません。

実印と認印の一番の違いは、契約の際に第三者が必要かそうでないか

これもややこしい話ですが、実印を押す時と認印押す時は、第三者が必要かそうでないかの違いにもなります。

つまり実印を押すというコトは、第三者が間に入って、二者間の契約が間違いないと証明することです。

つまりあなたと契約者それぞれが間違いないかどうかを、役所が証明し、またある意味契約にお墨付きをつけるのが実印を必要とする契約。

だって二者間だけだと「言った・言わない」的な争いごとが起こる可能性がありますからね。

そもそもお互いの関係性だって不確かなモノですから。

少なくとも何百万円という大きな金額が動きますから、それだけきっちりしないと大変なことになってしまいます。

また役所は、第三者機関としての役割を果たす責任がありますから、一定の基準を設けた印鑑登録の規定があります。

そしてそれぞれの地方自治体によって印鑑登録の規定が若干異なるのは、それぞれが別の第三者機関だからです。

つまり実印を押す時はそのくらい重要な契約ですし、またこれが実印を伴う重要契約の意味になります。

対して認印は、お互いに「はい、私はこの内容認めましたよ」って感じの相互確認。

極端に言えば「今晩19時から居酒屋〇〇で飲みましょう」ってメモに、お互いの署名捺印する感じ。

要するにお互いがそれで良しとすれば成り立つ、比較的簡単な契約の時は認印でも十分だったりします。

ここまでが法律面での実印と認印の違いでしたが、やはり実印と認印を分けることははっきり定められていません。

実印と認印を分ける意味は個人情報保護です

じゃあなぜ、実印と認印を分ける必要があるんでしょうか?

それはズバリ、個人情報の保護が目的です。

実印ってアナログ最強の証明力なんて言われます。

それは印鑑証明を伴うからなんです。

分かりやすく言うと、実印はパスワードみたいなモンです。

例えばグーグルにログインする時って、IDとパスワードを入力しますよね?

これはグーグルがあなたのIDとパスワードを管理していて、それが一致した時に「あなた」と認めてくれるワケです。

これを役所に置き換えると、IDがあなたの戸籍で、パスワードが実印になるってワケ。

役所があなたの戸籍と実印を管理していて、それが一致した時に「あなた」と認めてくれるのです。

だからあなたが実印を押して、印鑑証明書を添えた時点で、「あなたのこの実印は役所が間違いないと証明している」ってコトになるんです。

まとめ

少々ややこしい話になりましたが、要するに実印=パスワードとお考えください。

パスワードを使いまわしても法律上は問題ありませんし、誰からも注意されるコトはありません。

だっていちいち指摘するの面倒だし♡

でもパスワードの使いまわしが怖いのは、いわゆるITリテラシーが高い方なら当然のコトです。

だっていつ自分になりすまされるか分かりませんからね。

実印も一緒なんです。

仮に「契約リテラシー」とでも呼びましょうか?

契約リテラシーの高い方は、実印を押す怖さを知ってます。

だから唯一無二の印章を選びますし、必ずご自身で押しますし、認印と兼用はしません。

最後に実印と認印の明確な違いを記載し、本日の講義は終了したいと思います♡

実印は本人の意思を示すもの(意思の担保)

認印は本人ですと認めるもの(本人認証)

捺印