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象牙印材の製造工程

昨日に引き続き、工場見学シリーズになります。

象牙メーカー

私たちは象牙を取り扱う正規事業者ですが、あくまで仕入れて彫ってお渡しするのが仕事。

当然そのための目利き等は、私自身誰にも負けないノウハウを持っていると自負しておりますが、あくまで仕入れて販売する立場であるため、実際の製造工程って見たことがなかったんですね。

それじゃイカンと、今回詳しく拝見して参りましたので、本日はそのレポート。

象牙印材の製造工程

まずは象牙を、印材に適したサイズに輪切りにします。

輪切り

電動ノコギリで切るので断面は非常に荒いため、細かく調整していきます。

まずは断面の調整ですね。

次に細かく直径サイズごとに切り出していきます。

この段階ではまだまだ円錐形にはなっておりませんので、次に円錐形に研磨します。

今度は私たちが実際に彫る、印面の調整です。

機械に近づきすぎて、最後ぶつかっちゃいましたけど・・・

そしてこの段階が、冒頭の画像のこちらでした。

象牙メーカー

まだまだ表面がザラザラですね。

実際私たちの手元に届く際のツルツルに磨き上げられた状態ではありません。

なので最終研磨をこの後に行います。

こうして丁寧に磨き上げられ、私たちの手元に届きます。

まとめ

今回工場を拝見してとても感じたのが、みなさんそれはそれはとても丁寧に取り扱われているコトでした。

それはきっと料理なんかと同じように、命の一部を扱っている責任感からなんだと思います。

そしてその一人一人の想いをつないで材料になり私たち印章彫刻師の手元に届く。

最後に私たちがお客様の大切なお名前を彫らせていただく。

そこに携わる方々の想いを見て感じることによって、これまで以上に大切に扱う想いが強くなりました。

ただのモノが、物語を通してコトになった瞬間でした。

そんな日頃表に出ないその道のプロたちの想いが、少しでも伝われば幸いです。

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