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実印はパスワードと同じです

今日の黒板ネタですが、こんな感じです。

実印はパスワードと同じです。

あなたの大切な情報を守るためにコピーのできない手彫りが安心です。

いつも書いてる話ですけど、色々はしょるとこんな文章になりますかね。

まあせっかくの機会ですので、こちらのブログで補足部分を説明したいと思います。

印鑑証明書って、役所があなたの印鑑を証明する仕組み

まず全体を理解していただくために、印鑑登録や印鑑証明の仕組みからお話します。

印鑑登録は、あなたが持っている印鑑を役所に登録するコト。

印鑑証明は、役所が「これは間違いなくあなたの実印です」って証明してくれるモノです。

で、売買契約などの大きなお金が動く際の担保として、契約書に実印を押して、印鑑証明書を添付して、「この契約書に押してある実印は間違いなく私のものです」って役所が証明してくれ、契約が成立するんですね。

まあ要するに、契約って信用できる第三者が必要ですから、それが日本の場合は役所が印鑑証明書という形で本人の印鑑を証明してくれているんですね。

あっ、補足ですけど、実印のない欧米ではその第三者の役割を、交渉人が担っています。

「実印はパスワードと同じです」の意味

で、本題。

最近はネットやスマホの普及で、みなさんもログインが日常化していると思います。

何かにログインする際はIDとパスワードが必須になりますよね?

印鑑登録も同じような仕組みになっています。

印鑑登録は、身分証明書がIDで、実印がパスワード

印鑑登録をする際に必要なのは「パスポートや免許証などの写真付きの身分証明書」と「実印にする印章(ハンコ)」です。

これを言い換えると、役所に印鑑登録新規アカウントを開設するためのIDが身分証明書で、そこに「あなただけ」の個人情報の印章を押したパスワードつまり「印鑑」を登録する事で、晴れてログインできて印鑑登録となります。

で、一度ログインつまり印鑑登録をすると、あとは「印鑑登録証」と呼ばれるカードをもらって、いつでも印鑑証明書を自分で発行できる仕組みになっています。

ちょっとややこしいんで、これだけ覚えておいてください。

【印鑑登録の仕組み】

ID=身分証明書

パスワード=実印

この2つが揃って印鑑登録にログインってイメージ。

契約は、実印がパスワードで、印鑑証明書が第三者の証明

上にも書きましたけど契約の際は、契約書に実印を押して、印鑑証明書を添付します。

あなたが実印を押すことは「この契約を認めました」との、あなたの意思の担保です。

そして印鑑証明書の添付は、あなたの意思の担保である印鑑が間違いない事を、第三者の役所が証明する事です。

日本において印鑑の効力は絶大です。

ちなみに勝手に他人が押印したとしても、あなたの意思の担保とみなされてしまいます。

なぜなら印鑑証明書の発行は正式な委任状をのぞいて、役所は原則的に本人以外には発行しません。

だから他人はもちろん家族であっても印鑑証明書の発行を役所がしないことで、印鑑証明書添付の効力を担保をしているのです。

※ちなみにここでいう「担保」とは、相手に契約行為が本人の意思であることの証明です。

つまり印鑑証明書を添付して実印を押した=あなたのパスワードと一致した

になるんですね。

既成印はパスワード12345と同じ

ここまでで、契約は全てがあなたの実印を中心に成り立っている、事がお分りいただけましたか?

逆を返せば、全ての責任があなたの意思、つまり実印にかかっているのです。

何かあなたに不利なトラブルが起こった時

「あなたがコレ実印にしたんでしょ?」

「あなたがコレに実印押したでしょ?」

って言われてしまうのです。

見方を変えると最近では、アカウントを乗っ取られた際に

「あなたがコレをパスワードにしたんでしょ?」

だからあなたが悪い、って言われちゃいますよね?

サイトを運営する側は極力責任を負わないで済むように、最終的にあなたのIDとパスワードに委ねます。

契約も一緒です。

最終的にあなたの実印に委ねます。

だから全て自己責任になってしまうんです。

既成印は大量生産印です。

同じものが簡単に手に入ります。

そして印鑑登録もできちゃいます。

でもその責任は全て、あなたにあります。

最近ではパスワードは難しくないと登録できなくなってきましたけど、それはあくまで補助的な役割でしかありません。

役所で「これ実印でいいんですか?」って言ってくれるのも同じ意味ですね。

ただどちらも最終的に断るルールはなく、あなたの意思だけが最終決定権を持ちます。

最後に

契約をする際の相手は、契約のプロです。

世の中はあなたが困った時に助けてくれる人ばかりではありません。

まあ疑えって意味じゃないんですけど、よく分からないまま相手に言われるがままに実印を押す事は大変危険だって事は認識しておいてください。

ネットの世界でもそうですが、ネットの怖さを知っている人ほどパスワードは複雑にします。

複雑なパスワードなら、乗っ取りもアタックを止めますよね?

つまり複雑なパスワードを持つ人=ちゃんとした知識を持っている人、と言えるんじゃないでしょうか?

だかり複雑な実印を持つ人=ちゃんとした知識を持っている人、と言えるんじゃないでしょうか?

つまりちゃんとした実印を持つ=相手に隙を与えない人、と言えるのかもしれません。

一度の捺印で人生が狂ってしまう人は、今でも大勢います。

そうならないためにあなたができる事は、2つです。

1つ目は、できるだけ複製されない実印を持つ事。

2つ目は、迷ったら押さない事です。

本当に困った時は、あなたが心から信頼できる家族や身近な人に相談してください。

それでも解決しない場合は、その道のプロの弁護士さんなどに相談してください。

実印を押す瞬間は、大きな金額が動く時です。

だから大きな決断を迫られる時です。

その時は突然にやってきます。

でも安心してください。

契約って圧倒的にあなたが有利なんです。

備えてあれば何も怖くありません。

たった1つ、実印の押し方さえ間違えなければ。

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