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象牙の品質の見分け方

※2013年9月21日に公開したブログですが、リライトに必要な文言等を追記、その他の部分も修正して2017年11月11日に再度公開しました

意外と知らない象牙の見分け方。

普段の生活の中で象牙を見比べる機会なんてほとんどの方がないですからね、その場で良し悪しを見極めるのって難しい。

でも高価な商品ですからね、せっかくなら購入前にある程度の知識は持っていたいモンです。

私たちも長年扱っている上で象牙の見極めに関しては様々なノウハウを持っています。

残念ながら写真だけでは全てをご説明するのは不可能なんですけど、今回はその中でも大きな要因の1つでもある見た目にクローズアップしてご紹介したいと思います。

象牙の見た目の見分け方

こちらが象の牙、いわゆる象牙です。

それを印章の材料になるように切り出していくのですが、そのサンプルが以下になります。

輪切りにしたモノに丸く印がありますが、その形で切り出していきます。

分かりやすく拡大して見てみましょう。

このくらい拡大すると、模様(キメ)が見えてきます。

外側の方がキメが荒く、中心にいくほど細かくなります。

つまりこの位置、言い換えるならキメの細かさによって品質が決まります。

ではこれからは、実際の印材でみていきましょう。

粗悪材

キメが荒すぎてヒビ割れを起こしています。

もちろんこちらは取り扱い品ではなく、サンプルとして置いているだけのモノです。

スタンダード材

格子柄の綺麗な模様が見えます。

鈴印では一番下のランクですが、一般的な象牙と比べますとかなり上質です。

極上材

透き通るかの如く綺麗できめ細やかです。

よくキメの細かさを「赤ちゃんの肌」なんて言いますけど、本当その通りですね。

こちらが最高ランクの象牙になります。

最後に

今回は見た目に絞ってご紹介してきました。

そしてこの見た目は触った時の感触にも大きく差が出ます。

荒いとなんとなくザラザラしていますが、上質なものほど手に吸い付くような感覚を味わえます。

その見た目や触り心地は、どなたでもはっきりと分かります。

ただし、実はこの他にも色合いだったり、キメの均等さだったり、また硬さだったりと品質を決める要素は様々あり、私たちの場合はそれらを最終的には彫った時に判断しています。

彫った時が一番分かるからなんです。

とは言え、上記の見た目と触った感触だけでも象牙のおおよその品質は掴めます。

なので象牙をご検討の際にはぜひその辺りに注目してご覧いただけるとよろしいかと思います。

見た目だけでなく、触れた時の感触は想像以上に違いがありますから。

本当に良いモノは、あなたの指先が教えてくれます。

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