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ゴム印が剥がれても瞬間接着剤だけは絶対に使わないで下さい!

◯ ゴム印は消耗します

残念ながらゴム印は消耗品ですから、長くお使い頂く内に色々痛んで参ります。
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車のタイヤと同じです。
もちろん価格によって耐久力や性能は異なるんですが、どんなに良い材質を使っていても柔らかく弾力のあるゴムですから、使う程の劣化はどうしても避けられません。


ただし丁寧にメンテナンスをすればするだけ、寿命が伸びるのもタイヤと一緒。

でも一番の問題は間違ったメンテナンス法をしてしまい、取り返しがつかなくなる事




 ゴム印がダメになるパターン


様々な症例がありますが、今回はこちらのケース
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ゴムが剥がれてしまった場合


これにはまずゴム印の作りをご理解頂くと分かりやすいと思うんですが、まず通常ゴム印は3つのパーツから成り立っております。
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持ち手+粘着式スポンジ+ゴム印

要するに、持ち手部分の台とゴム印を、両面が粘着のスポンジでくっつけてるんです。

で、長年使っている内に、その接着力が落ちてゴム印部分が剥がれちゃうのです。
2014-08-27_12_15_45
これじゃ仕事にならん!
っつーことで、ここを接着しようとされるワケですが、ここが問題。

接着剤を間違えると取り返しがつかなくなります




 ゴム印が剥がれた場合のメンテナンス法

とりあえずその辺にある接着剤を使って貼っちゃおう!って事になると思うんですが、その接着剤が実は肝心。

一番使っちゃダメなのはこれ
2014-08-27_12_16_04
×瞬間接着剤

できるだけ強力にかつ早く接着しようとこちらを使うと、再起不能に陥ります。
なぜなら接着剤は乾く過程で収縮するからなんです!

つまり接着剤が乾く時に収縮するため、ベースの粘着スポンジもゴム印も接着剤に引っ張られ歪んで写らなくなってしまいます。

こちらが接着剤で歪んだゴム印
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反ってます!

このように接着剤が強力過ぎると、ゴム印が変形してしまうのです。
しかも瞬間接着剤は接着力も強力なんで、全て剥がし取る事もできず別のパーツを取り替えて再利用って事もできなくなります。

なのでくれぐれも瞬間接着剤だけは使わないで下さい。


それからもう1つのNGはこちら
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×のり

こちらは逆に接着力が弱すぎて、貼っても確実に剥がれ落ちます。



じゃあ何を使えばいいのか?

これっす!
   ↓   ↓   ↓


◯G17ボンド


ワタクシも愛用中
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※ちなみにこちらは革にも使用可能ですので、財布とかバッグとか革製品の一部が剥がれそうな時にちょいちょい塗って補修したりもしちゃっております☆


そして接着方法にも多少コツがあります。
ダメなのはこちら
2014-08-27_12_20_11
×全面に目一杯塗ってしまう

とにかく取れないように目一杯塗りたくなるんですが、そうすると空気の抜ける箇所がなくなり、これまたゴムが反り返る原因になります。

なので四隅を意識しつつ、軽く点・点・点
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◯ボンドをちょっとだけ塗る

ホントこんなモンで十分なんです。
ま、この辺の加減が我々プロの腕の見せ所なんですけどね。

ちなみに微妙な塗り具合を調整するためには、多少の道具のメンテナンスも必要
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ボンドの口がベトベトですと思った量で思った面に塗れませんので、口で固まらないように毎回綺麗に汚れを落とします。

とまあ、たかがゴム印の貼り付け1つでも結構細かく気遣っているのが分かって頂けたら・・・

狙い通りです♡





 まとめ

もし剥がれてとりあえず貼り直したい場合は、G17ボンドをちょっとだけ塗ってみて下さい。


でも実際は、ゴム印を補修するのはかなりの見る目が必要になります。
上記以外にも、、スポンジの痛みのみだったらスポンジの交換だけで可能だったり、ゴム印の摩滅の場合は補修不能だったり、チェック項目はいくつかございます。
我々が補修する以上は、治せば綺麗に写る様になる事を条件としております。

つまり綺麗に治せない場合は、作り直しのご提案をさせて頂きます。
出来るだけ補修を前提としておりますが、長年お使い頂いた場合は難しい事が多いです。


実はこういった補修等のご依頼も鈴印では多いんですよ!

もしどうしていいか分からなくて困った場合は、理想は何もせずそのまま現物をご持参の上ご相談下さい。


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