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社長になった時に感じたのは、運転手に似ているということ

思い返せば今から約5年前の平成22年の3月に、自分で想像していたよりも約10年早く私は社長になりました。

なんとなくなんですけどね、例えばIT系の企業なら若い社長が多いイメージですけど、ハンコ屋さんの社長ってご年配の印象が強いですよね?

実際印章店は職人がものを作る仕事ですから、比較的年を重ねた方がより味が出せるって側面もあって、ご年配の社長が多いようにも思えます。

家の場合も親父はすごく頑丈でしたし強烈な広告塔でしたからね、当然譲るつもりなんてこれっぽっちもないと思ってましたし、それ以上に親父なくしてはお店も回らないとさえ思っていました。

それが突然の他界により、急遽やってきた社長というポジション。

そこで見る景色は、想像とかなり違っていました。

社長と運転手は似ている

親父が社長で一緒にやっている時は親父のアラばっかり見えましたからね、「もっとあーすればいいのに。もっとこーすればいいのに」なんて思っていたモンでした。

でもいざ社長になると、感覚が全く違うんですよ。

自分で最初に強烈に感じたのが、車の運転席と助手席くらい違うなと。

免許を取ってはじめて、人を乗せて公道を走った時の感覚に似てるなって。

同じような景色を見てるから、一見景色は同じように見えるんですけど、実際は全く違うんですね。

助手席だとよく分かるんですよ、運転手がスムーズに運転できてるのか、そうじゃないのか。

アクセル踏みすぎとかブレーキ踏みすぎとか、車間距離詰めすぎとか開けすぎとか、それに選ぶルートだってあっちの方が近いとかね。

それが実際運転手になると、上手く運転するよりもまず、無事に到着することに目的が変わります。

だから視野が狭くなるんでしょうね。

そう考えるとラリーカーで、ドライバーとナビゲーターがそれぞれ役割が違う意味がよく分かります。

ま、今でこそそんな風に考えられますけど、その当時はいやはやどうしていいのか全く分からなくなりましてね。

結局あれほど否定してたアレコレも、結局何も変えられず同じことをひたすら繰り返してました(笑)

まあその頃は社長ってポジションがただの苦痛でしかなかったですよね。

もともと社長になりたいって思っていたワケじゃないし、でも親父がいない環境で仕事がしたい!なんて好き勝手な事を思ってただけですからね。上手く行くはずありませんよね。

ま、息子なんてそんなモンでしょう♡

でも徐々に慣れ、徐々に一致してくるんですね、助手席で感じてた時の考えと、実際に運転している時の考えが。

そうなってくると楽しくて仕方がなくなってきます。

やっぱあの時の考えは間違ってなかった!なんて、これまた勝手に思ったりして。

おまけに今度は人の経営が上手いとか下手だとか、勝手にあーだこーだ思うようになったりしてね(笑)

社長になると責任が変わります

助手席からなんだかんだ言われようが、後ろの席が寝ていようが、運転手は無事に全員を目的地に連れて行くという責任があります。

それは車の大きさや人数は関係ないですよね。

だから緊張もするし、不安も伴います。

でも無事目的地に着いた時の満足感や安堵感はきっと、他の誰よりも高いのかもしれません。

それに運転の仕方もそれぞれ個性がありますしね。

性格によっても変わりますし、ベテランドライバーと初心者ドライバーとでも、そりゃ違いますよ。

でも最終的に無事目的地に着けばいいワケですから。

つまり社長も運転手も同じ。

それぞれ個性があるから方法は全く異なります。ただ共通してる事は無事目的地にたどり着くこと。

ま、そんな風に大きな責任を持ちつつも、その道程は気楽に考えて進んで行けばいいのかな?なんて、今日は思う次第でございます。

なぜか今日はそんな社長論について考えてみたくなりました。

あ〜立場が変わるって大変ですね♡

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